6月1日(水)蜷川さんの作品を観てきました

蜷川幸雄さんの最後の演出作「尺には尺を(Measure for Measure)」を観てきました。シェイクスピアの問題作ともいわれる喜劇。原作の持ち味を変えることなく演出された蜷川ワールドに、魅了され、ひきこまれていきます。

さいたま芸術劇場の奥行きのある舞台を存分に生かした登場のシーン。ここからゾクゾクッとさせられました。蜷川さんらしい舞台演出の数々。個性的なキャラクターが登場し、複雑に関わりますが、時にはコミカルに、アイロニックに、そしてスピーディーに展開していきます。公爵(謎の修道士)を演じる辻さん、修道女見習いの少女イザベラを演じる多部さんといった俳優さんたちが、堂々と豊かに演じる姿がすばらしかったです。「目には目を」という裁きを下す公爵。しかし、...最後に意外な告白..(ネタバレなのでやめておきます)

とにかく楽しく感動的な劇でした。

最後に俳優さんが勢揃いしてお辞儀をした直後、天井から蜷川さんの大きな写真ポスターが降りてきました。俳優さんが向きを変えお辞儀をします。会場はスタンディングオベーショ。思わず涙が...。もう、これにはやられました。蜷川さんの劇を観ることはできないのかと思うとなおさら感無量でした。

川口市出身。世界の蜷川幸雄。本当に好きだっただけに、彼の死は惜しまれます。

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献花台
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過去の作品の写真を始め様々な展示物が

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5月13日(金) 上谷の大楠

埼玉県越生町からときがわ町にかけて、巨木めぐりをした。

まず、越生町の「上谷の大楠」を訪れた。樹齢1000年、幹周り15m、高さ30mという、関東屈指の巨木だ。根元のあたりが特にすごい。長い間鎮座した者の気迫に圧倒される。ただ、人に見てもらおうと、南側斜面の樹木を切ってしまったせいか、乾燥していて、神秘さにかけるのが残念であった。トトロにでてくる「くすの木」より巨大だ。

狭い道を奥へ進み、山間の集落をいくつか越える。奥武蔵特有の光景、山のまた奥に民家が点々としている。

大附日枝神社に向かった。欅(けやき)の大木だ。樹齢700年、樹高6.4m。新緑がまぶしい。ご神木である。

そして萩日吉神社へ。大杉の木がご神木としてそびえる。その木の真下に井戸のようなものがあり、神聖な水とされていた。この神社では流鏑馬も行われるようである。

ときがわ町は、各地に看板が設置されていたり、公衆トイレが設けられていたり、町おこしの企業努力を感じた。清流を生かしたカフェ、古民家カフェなども面白い。

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上谷の大楠 15mの幹周り
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上谷の大楠 見上げてみた
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大楠は下から見上げることができる
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フタリシズカ
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シャガはあちこちに自生
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日枝神社の大欅
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萩日吉神社の大杉

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5月2日(月)丸田宅の魅力

今日は、私の母、丸田弘子宅について少し紹介させていただきます。海外旅行経験が豊富な両親は、世界の様々なインテリアや工芸品を見てきています。そのため、家具についてのこだわりも強く、良いものを長く使うという発想で、気に入ったものを安く手に入れています。やはり、長く使うものなので、気に入ったものがいいですよね。アンティークなものをリペアーすると、驚くほど素敵なものになります。

また、世界各地で購入したグッズも随所に置かれています。バリ風の部屋、北欧風の部屋など、コーディネートされており面白いと思います。

植物の世話、庭の手入れなども全部自分たちでやっているのがすごいなあと思うところです。家は父が設計したものです。(m)

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4月27日(水)ネモフィラの咲く丘

仕事の合間をぬって、病後療養中の姉を誘い、ひたち海浜公園にお花を見に行きました。ネモフィラの丘は最後の見頃をむかえ、訪る人を圧倒します。また、チューリップも本当にきれいです。様々な種類があるので驚きました。これほどのバリエーションがあるとは知りませんでしたし、一度に見学できる機会も初めてです。さすが、国営公園。世界的に有名なんですね。(M)
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4月24日(日)スズラン

庭のスズランが涼しげに咲いています。「return of happiness(再び幸せが訪れる)」「sweetness(優しさ、愛らしさ)」「purity(純粋)」などの花言葉があるそうです。西洋では、聖母マリア様の花として、「純潔」な存在だそうです。

今、6月の革工芸展に向けて、参会してくださた方に販売するための小物づくりに取り組んでいます。小さい額縁ですが、かわいらしいものができればいいなあと思います。(M)
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4月23日(土)離任式

昨日は川口市立仲町中学校の離任式に参加しました。
「今まで、こんななに生徒さん一人一人の顔を見つめ続けたことはありません。
皆さんともっと話をしていれば良かった、触れあっていればよかったという後悔の念。そして、この繋がりは決して終わりではないという思い。いつまでも見守っています。」
「私は、ただのおじさんになりました。肩書きも何もありません。でも、進化を続けたいです。皆さんも、これでよしと思わず、自分を伸ばしていって下さい。いつまでも応援しています。」

このような温かい会を設けてくださった生徒の皆さん、職員の皆様に感謝申し上げます。

仲町中は次のような点で奇跡の学校です。

  1. 礼儀、マナー、集団行動が秀でている。気持ちの良いあいさつが飛び交う。
  2. 温かい心を持つ生徒がほとんどである。
  3. 生徒自ら、進んで集団生活の向上に努めたり、イベント等を企画・実行できる。
  4. 生徒と先生の仲が良い。
  5. ノーチャイム、無言清掃が当たり前のようにできる。無人スタンドもある。
  6. 行事など、何事にも熱く取り組む。 などです。

こんな学校で最後を終われて幸せです。ご発展を祈念します。

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