川口市の安行赤堀用水沿い斜面保全緑地のイチリンソウが見頃をむかえている。昔はあちこちの里山に自生しただろうに、現在は多くの方々の努力により、何とかここだけには残っている。清楚で心安らぐ。「ひとりしずか」や「ヤマトリカブト」なども自生している。
川口の雑木林や里山はにはたくさんの生物が生息していた。行政は保存地区を設けたり地元の方々は必死にボランティア活動をされている。が、現状はどうだろう。川口の名物ともいうべき「アオバズク」。下の写真がそれである。20年ほど前、川口戸塚の高台の神社の大シイの木で見かけたことがある。足を運んで見たが、予想通り、その姿形すらなかった。当時は周囲がうっそうといていたのだが...。