皆様、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。小林塾のほうですが令和5年度(5期生)4人は7日間の冬期講習を終え、いよいよ臨戦態勢にはいっています。今年は私立高校が1月22日から、公立高校が2月21日、22日が入試と、やや早めです。
さて、中学2年生の皆様はまだのんびりされている方が多いかと思いますが、あっという間にこの日がやってきます。当塾についての本年度の募集は次のようになっておりますので、ご検討ください。
3月3日(金)埼玉県公立高校の合格発表でした。実はかなり心配していたのですが、全員何とか合格することができました。第1志望他第2志望もこれで4年間全員合格となりました。ありがとうございました。
ただ、反省点も多く、苦手教科をどう伸ばすか、暗記の苦手な子をどう伸ばすかなど、まだまだ改善を図らなければいけないと感じております。
試験問題は予想していたものがあったったり、今年はくせの少ない問題だったと思います。4期生のこれからの躍進を期待したいと思います。
写真は伝右川沿い、ユニディーよりやや北に位置する河津桜です。2、3日前はそんなに咲いてないなあと思っていたのですが、気になって訪ねて見たら、ほぼ満開でした。安行桜、ソメイヨシノもあるので、つぎつぎに咲いていくでしょう。
今年度の社会科の問題について、分析を私見を交えて述べさせていただきます。(VOL1)
まず、全体的には、とても基礎的で重要な事項を問う問題、資料を読み取る問題、社会的な思考力を問う問題などそれぞれで、単元が偏ることなく、よくできているなあというのが感想です。昨年度は予想が大きく外れましたが、今年は予想がある程度あたりました。(過去6年分を分析し、予想問題も事前に演習)
まず地理。1の問2は、基礎的な地球儀の理解だが、様々な情報がインプットされていないとできないよい問題だった。「一つ選びなさい」なので救われた人もいるかも。
1の問3は練習済み。地図2の正距方位図法の特色、「中心からの距離と方位が正しい」ことは問題文に書いてある。南アメリカ大陸がどれかはわかったと思うが、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスがこの長い大陸のどのあたりに位置するのかをまず地図1で確認すれば、地図2からも位置が類推できたはず、、。(複合的な知識が必要な問題だが、この手の問題ができるようにしたい。)
1の問4も問題文にも砂漠気候と書いてあるので、植物の生育に触れて説明するのは容易。書かせる問題が多いのは良いと思う。
2の問1「やませ」は基礎問題として暗記練習済み。千島海流(親潮)-やませ-夏の低温-冷害 ここまでつながりをもって理解していれば、どこを問われても答えられる。社会科ではつながりを見つけ理解→暗記。そこまでやると力がつく。
問2の日本の日本海側の気候、太平洋側の気候、中央高地の気候の特色問う問題。県庁所在地名がでたのでどきっとしたが、石川県-金沢市は練習済み。また、他が長野県-長野市、埼玉県-さいたま市なので、落ちついて見ればこわくない。毎年のように県名を問う問題が出題されているが、県名と県庁所在地名が異なる所についても事前にチェックしておいたほうが良い。愛知県-名古屋市-3大都市圏-中京工業地帯-県別で工業生産1位 や 宮城県-仙台市-東北の地方中枢都市-多賀城-蝦夷との戦いなど。もちろん、都道府県名については場所と名前は言えるようにしておくのが基本。
問3の扇状地-果樹園についてはよくでてくる基本的事項を確認する問題で答えやすい。
問4は資料を自分の知識を入れて読み取る良い問題。埼玉県-近郊農業-野菜。長野県-盆地が多い-扇状地-果樹栽培。石川県-冬場の積雪-水田が多い。この資料を見て、石川県の畜産の割合が意外に多いことに気づかされた。調べて見ると、能登半島では肉牛(能登牛)、養豚、養鶏が割とさかんだからだった。「近郊農業」はマークしていたが、これが間接的に問われている問題。
問5の地形図の読み取り。今年度は教科書(東書)にも載っている釈迦堂SA付近の扇状地の地図。唯一、川の流れの読み取りが難しいが、等高線をたどれれば読み解ける。
次に歴史の3。まとめの表は、毎年のように、年代ごとに並んでいる。Ⅱの最澄、空海はマークしていたので、平安時代とわかっている人も多かったが、「遣唐使とともに唐にわたり」とあるので、奈良時代か、平安時代かとわかる(894年遣唐使の廃止)。ということで、平安時代の国風文化となり、「源氏物語」絵巻とあるので選択は容易。雪舟-水墨画-東山文化-書院造なども手がかりになる。文化はこれらの画像も合わせて押さえておきたい。(画像付きのプリントも配布済み)
問3 世界史との関連。フビライ-元寇の時の皇帝がわかれば、マルコ・ポーロがわからなくとも解ける。ただ、黄金の国-平安末期の中尊寺金色堂のうわさ、その後の地理上の発見への刺激になった。ローマ帝国の分裂、このあたりはかなり細かい知識も必要か。
問4 室町時代の特色を問う良い問題。備中ぐわや千歯こきは江戸時代。室町時代といえば、民衆が力をつけた時代。農村では「惣」と呼ばれる自治組織。また、一揆を起こし、要求を実現したりした時代。
日本革工芸会は、残念ながら、平成30年3月31日をもって解散することになりました。
約40年に及ぶ活動に、多くの皆様のご協力、ご支援をいただきましたことを感謝申し上げます。
様々な事情により、総会でこのように決定されました。
詳しくはこちらをご覧ください。
日本革工芸会解散のお知らせ(PDF)
今回はバルト三国を訪れました。ツアー旅行ですが、さすがにこの方面は旅慣れ方が多かったです。他のお客さんとの会話がはずみ、とても親密な関係になれたのが良かったです。また、添乗員さんがとても素敵な方で、大変よくしてくださったことが嬉しかったです。
集合は何と、ドバイ空港。こちらで乗り換え、飛行機は一路ポーランドへ。ゆっくり休む暇も無く、キューリー夫人博物館、ポーランド旧王宮などを見学です。
翌日はリトアニアへ。杉浦千畝氏の旧日本領事館を見学しました。当時領事を務めていた彼は、ナチス・ドイツによる迫害のためポーランドなどから逃れてきたユダヤ系難民たちに心痛めます。1940年7月から8月にかけて、外務省からの命令に反して、大量のビザを発給し、およそ6,000人にのぼる避難民を救ったのです。彼の勇気ある行動を思いながらの見学でした。
この旅の最も良かった場所は、ラトビアの首都リーガ(リガ)の街並みです。全体が世界遺産となっており、中世の街並みがそのまま残っているといった感じです。しかも観光客はほとんどいないので、静かな中に歴史的な趣をいっそう感じることができました。リガ大聖堂、市庁舎広場、聖ペテロ教会などどこも良かったです。
エストニアではタリン城壁からながめる街並みがとても美しかったのが印象的でした。
そして、旅のクライマックスはバルト海クルーズです。豪華客船に乗り、ストックホルムまでゆったりと時間をかけての船旅。個室も充実しており、ゴージャスな気分を存分に味わえました。
バルト三国は、今はEUに加盟し、NATOにも加盟しています。ですからユーロが使われています。ロシア(ソ連)などの大国との軋轢に苦しんできたこと、民族としての誇りを持っていることなどを感じることができました。
(maruta)
今日は好天に恵まれましたので、軽登山をしてきました。富士山が見られて良かったです。
行きの登山道は、あまり人が通らないルートを選びました。誰とも会わず貸し切り状態。何という贅沢なことでしょう。鳥のさえずり、木々のせせらぎ、明るい稜線など変化に富んだコースを味わいました。途中、道の真ん中で、羽根を広げてくつろぐルリタテハにはびっくり。ヒトリシズカはなんて気品があるのでしょう。
山頂付近では、センボンヤリに出会いました。春と秋、二度花が咲くのですが、花の様子や葉の様子がまったく異なるそうです。
ただ登るのではなく、勝手に歩みをとめて、植物や生物を鑑賞するのは、やはり一人に限ります。(T)